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執筆者の写真小林 聡史

「井荻和芯堂のこだわりって何?」

更新日:2020年10月4日


平成30年の7月に始まった当院は、

『特別なことをしないことがこだわりです』

「特別なことをしないってどういうこと?」

不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

それは例えて言うなら

「この治療法で治療をすればなんでも良くなりますよ」

とか

「うちの治療は改善率が99%ですよ」など

【さも自分の治療は特別であるかのごとくアピールする、ということをしない】

ということです。





 


なぜ世間の治療院がやっているような【特別で他にはないような治療】を井荻和芯堂ではしないのか


巷では20年以上も前から現在に至るまで「〇〇療法!画期的な技術で背骨のゆがみがたった一分で治る!」

​とか「動かなかった肩があっという間に動かせるようになる驚異の治療技術!!!」

などといった、ホントかどうかわからないような治療院向けセミナーであふれかえっています。​私はそういった商売の在り方を否定する気はありません(そんな権利もありませんし・・・)

ですが、私はそういった謳い文句に対してずっと​疑問を抱いてきました。

またそれをキャッチコピーとする治療院も数多くあります。

​それの良し悪しは別としても、世間の治療院には

「完治」や「根本治療」といった言葉も軽々しくあふれかえっているように思います。

もしそれが簡単に実現可能であれば体の不調を訴える人はもっと少なくてもいい気がするのですが・・・

その数はあまりに多く、どれがいいやら私にはまるで見当がつきません。

当院がそういった治療法を採用しないのは、特別を自称する治療の多くは治療する側のためになりこそすれ患者様のためにはならないことをこの目で見てきたからです。

​​

長い間多くのセミナーに通い、痛めた自分の腰を治療する方法を探し続けてきましたが、自分なりに納得いくまで研究をし続けた方法が最も効果的であったということがわかりました。


 

​井荻和芯堂鍼灸治療院が考える『完治』や『根治』とは何か?


辞書で調べるとこのように書いてあります。​

​◆完治:病気・けがが完全になおること。

​◆根治:病気が再び起こらないように、根本から完全に治すこと。また、根本から完全に治ること。

まずお伝えしたいことは、症状の完治や根治には常に患者様ご自身の健康であり続けようとする努力が不可欠です。めんどくさかったり、耳が痛い話かもしれませんがこれが事実なのです。

​施術者の不断の努力ももちろん大切ですが、重症であればあるほど、それだけでは完治という目標を達成することは困難です。完治や根治ということはそれほどむつかしいことなのです。

 

​当院から患者様へ治療上必要な指示を出す場合があります。

ふくらはぎが攣ったりする場合は冷やさず温ためるように心がけてもらったり、筋力が足りてないことが原因と判断した時は筋力トレーニングの指導を行う場合もあります。

この指示を必ず守っていただきたいのです。

とはいえ、指示を守っているかどうか患者様24時間監視することは不可能ですし、そんなことは患者様ご自身も決して望まれないと思います。

ですので、当院では必ずコミュニケーションに重点を置き、前回施術後の状態や生活習慣の変化があったかなどの聞き取りを必ず行います。

その上で悪い状態に対して粘り強く治療を続け、患者様の状態を改善し続けた結果として真に正常な状態を取り戻すことができると考えています。

 

【当院の主義】

私は自分の治療が他と比べて特別であるかどうかということに重きを置きません。

21年の治療家生活で培った知識と経験、真心を込めた最適な治療を目の前の患者様に施すことができれば、患者様にとってそれが【特別】に感じていただけると信じて当院では施術を行っています。

​他の治療院に比べてどうであるかということは患者様ご自身に決めてもらうべきであると考えています。

​​

​嘘か誠かわからない『特別主義』でも施術者側の技術に頼り切った『完治主義』でもなく、共に二人三脚で問題を乗り越えていける【あなた主義】でありたいと考えています。


それが患者様の生活に健康を取り戻すお手伝いになると信じています。

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